Interview

自身の強みを広告運用のステージで高め続ける。西森が見据える、その先の景色とは。

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  • 西森 智也

    株式会社オプト
    第1営業本部 営業5部

    西森 智也

    株式会社オプト
    第1営業本部 営業5部

    2019年に新卒でオプトに入社。マーケティングマネジメント部に配属後、広告運用コンサルタントの部署に異動。EC通販業界に向き合う広告運用コンサルタントとして業務に従事。2021年より、チームマネージャーとOJTトレーナーを務め、下期にはベストトレーナー賞を受賞。2022年にオプトの全社表彰でMVPを受賞。

※本文は取材当時の情報です。

「広告運用は誇らしい仕事。それを証明するため、今期は絶対にMVPを獲ろうと決めた。」そう話すのは、第1営業本部 営業5部 西森智也(2019年新卒)です。
「顧客課題を“広告”で解決する」ことにこだわっていきたい、と本人は決意を新たに語ります。この1年、前例のない提案のもと、クライアントへの成長支援に向き合い、MVPを受賞した西森が考える、挑戦し続けることの大切さ。その想いに迫ります。

貢献できる強みは「顧客課題を“広告”で解決する」こと。その理由とは。

西森「MVP受賞という目標は、昨年末には固まっていたので、フルエンジンがかかっていました。3月にはMVP受賞者でもある先輩二人が職場を離れることを知り、その抜けた穴を塞いでも余るくらいの結果を出そう、と想いをいっそう強くもしました。」
この言葉のとおり、当初から並々ならぬ気持ちで臨んでいた西森の、その想いが芽生えたのは、2021年にオプトが組織再編したことをきっかけにしているそうです。

西森「2021年にオプトの組織再編がありました。デジタルホールディングスグループとしての主要事業を広告事業からデジタルシフト事業に移したことで、オプト内でもクライアントの支援体制が見直され、広告に限定しない、より包括的なデジタルマーケティングの支援が加速しました。広告という方法以外で顧客ビジネスに貢献する事例が社内で報告されることにワクワクする一方で、僕は広告運用というフィールドで、顧客の事業成長を支援し続けたいという想いを強く持つようになりました。」

西森「たしかに、広告宣伝費は企業にとってコストとみなされてしまうこともあると思いますし、広告以外の方法で顧客を支援できることは大変意義深いことだと捉えています。
一方で、いま現在も、広告経由の流入がECサイト全体の売上を支えているクライアントにとって、広告を活用しながら、より効果的な方法でユーザーにアプローチをして購入を促すことは、更なるビジネスの拡大に欠かせないステップであることに変わりはありません。
また、デジタルマーケティングの在り方が大きく変わったとしても、自社製品・サービスを社会や、多くのユーザーに正しく届けたいというニーズは不変だと思っています。

『サイト上で商品が1件売れる』と聞くと、小さく思えてしまうかもしれませんが、その1件の積み重ねがあるからこそ、企業は新たなチャレンジができる。どれだけ時流が変化していこうと、広告を必要とするクライアントがいるのであれば、プロフェッショナルとして広告運用を研鑽し続けたいと思っています。」

組織内の方針がアップデートしていくなかでも、広告事業を担うオプトとしてのありたい姿を、一個人としても模索し続ける西森は、普段の仕事において「顧客課題を“広告”で解決する」ことが、自身の強みを発揮して貢献できることだからこそ、徹底的にこだわっているといいます。広告メディアのアップデートや、先進事例の情報収集を欠かさないことはもちろん、広告以外にも目を向けて、クライアントの業界を取り巻く環境や業界課題への理解も努めました。クライアントのビジネスに対する深い理解と、課題を認識しているからこそ、幅広い広告運用の施策提案を通じて、クライアントの事業を支援できたといいます。しかし、圧倒的な努力を続けた先で、念願のMVP受賞を遂げた時、西森が抱いた感情は意外なものでした。

不安と向き合う唯一の方法は、成果と結果。

西森「MVPを受賞させていただき、まず訪れたのは「ほっとした」という感情。次に襲ったのは「僕で良いのか」という不安でした。僕は、歴代MVPの先輩方の働きぶりを近くで見て育ったため、彼ら・彼女らがどれだけ会社や社会に貢献し、後輩たちの指針となり、なにより顧客から信頼されていたかを知っていました。大きな期待を、より大きな成果で返す姿を何度も目にしていたため、いざ自分が受賞させていただくとなると、僕はまだ先輩達に遠く及んでいない。スキルも経験も全く足りていない。そんな不安に駆られました。」

MVPを受賞して約半年が経っても不安は消えないといいます。一方で、それを乗り越える方法は決まっていると語る西森。大事にしているのは、できる限り大きな理想を語り、強い発言を繰り返し、言葉に行動を伴わせること。そして、最大限背伸びをし、自分のありたい姿を演じ、引き上げた理想に自分の実態を間に合わせること。

西森「積み上げた過程と結果にしか自信は宿らない。やるしかない。常にそうやってコトを成してきました。毎日必死ですが、背伸びをして過ごす日々が、自分をありたい姿に近づけてくれると信じています。なので今日も精一杯、無理をして、背伸びをして頑張ろうと思います。」

クライアントの事業成長に向け、先進的な事例に伴走し続けた1年。

西森「MVP受賞前後の1年間、沢山の挑戦を繰り返すなかで気が付いたことは、クライアントは決して予定調和な成長を求めていないということです。テクノロジーの進化と普及によって、ビジネスのあり方や、企業間競争の構図に多大な影響を与えているのは確かで、どんな企業であっても、ビジネスにおける果敢なチャレンジが必要になっている。ということは、顧客の事業成長を支援している僕らとしても、前例のない取り組みを提案し、伴走し続けていくべきと考えています。

それに気づくまで、僕は、すでに事例のある成果がでやすい施策のみを提案していました。しかし、機械学習の進化によって広告運用の民主化が進み、新たにインターネット広告を出稿する企業も増えているなかで、ありきたりな施策を繰り返すだけでは、本当に必要な成長曲線を維持することはできません。

クライアントビジネスの成長に貢献したいという想いから、この1年間の中で、いくつもの施策を提案してきました。成功が保証されているわけではない施策においても、顧客課題の定義が明確で、アプローチとして筋がよければ、クライアントはむしろ前向きに受け取ってくださいました。いままでの、ある種一方通行とも言えるような関係性ではなく、同じ目的に向かい、一緒に形作っていく、オプトが思い描く広告事業のありたい姿の輪郭を少しだけ捉えたような気がしています。」

西森はこの仕事の面白みややりがいを、次のように話します。

西森「広告で顧客の事業成長に貢献できるから、社会から必要とされ、結果、その価値がクライアントの利益に繋がっていると捉えています。僕たちは、そんな大切な成功の循環の一つである利益を広告費としてお預かりさせて頂いている。この循環があることで、僕たちはより多くの方々と、より多くの時間をかけて、僕たちがやるべきだと思うことへの挑戦ができます。そこで生まれたアウトプットや、思考プロセス、スタンスが、人を通じて別の案件に伝播され、新しい挑戦を生みます。このサイクルがオプトを強くすると信じていますし、そうして僕たちが得られた知見や成果を、またクライアントにお返しする。そして、クライアントの製品・サービスの発展へとつなげていく。クライアントと僕たちとの往還にこそ、この仕事のやりがいを感じます。」

オプトだからこそ提供できる価値を追求し続けたい。

広告運用という仕事へ誇りを持つ西森ですが、これからオプトで挑戦したいことを次のように語ります。

西森「今期は全社の広告運用における強みづくりをミッションとして、様々な社内プロジェクトを進めてきました。これまで、僕が担当するクライアントに向けて取り組んできた先進事例への挑戦を、今後は会社全体で取り組めるように、文化や環境、仕組みを検討しています。改めてオプト社内を見渡して思うことは、オプトの武器は『人』であるということです。少しチープに聞こえてしまうかも知れませんが、いまのオプトのバリューである“踏み出そう。はみ出そう。しでかそう。”が表しているとおり、オプトには挑戦の文化が根付いています。僕は、広告運用にこだわって挑戦を続けてきましたが、いま、社内に広告以外の沢山の方法をとって顧客に貢献できている人材がいることを、とても頼もしく思います。

マーケティングには沢山の手法がありますが、掛け合わせることでより多くの顧客課題を解決できると考えています。今後は、広告事業の領域において、周辺領域のナレッジと掛け合わせたソリューションの数が、より会社としての差別化要素を生むはずです。そのようななかで、僕自身はこれからも広告を軸におき、沢山の事例に挑戦して、オプトだから提供できるクライアントへの価値を追求していきます。」

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