Interview
2016年の入社から約8年間、営業部で経験を積み2025年7月からLINEコンサルティング部の部長を務める佐藤悠介。同部で働くことの意義、やりがい、仕事の楽しさや難しさ、得られる成長機会などについて話を聞きました。
自己完結から、ステークホルダーとの共創へ
――佐藤さんのこれまでのキャリアについて教えてください。
新卒で社員数50人ほどのベンチャー企業に入社して、デジタルマーケティングに従事していました。リスティング広告などの営業から広告運用まで、一人で担当するような規模の会社でした。2年ほど働いて一定の成果を出せるようになりましたが、お客さまに対してより価値を提供できる人間になりたいと考え、2016年にオプトへ転職をしました。
オプトでは入社から2024年の12月まで営業部に所属していたため、前職も含めてキャリアのほとんどが営業です。お客さまとの対話を通じて課題を整理し、解決策としてデジタル施策の企画や制作などを、メンバーとともに実行していました。その後、LINEコンサルティング部に異動して2025年の7月から部長を務めています。
――中途入社ということですが、前職とは規模や環境の異なるオプトに転職をしてどのような苦労がありましたか?
前職の業務は営業活動から実行まで一人で完結できていましたが、オプトではさまざまなステークホルダーと密に連携しながら仕事を進めていく必要があります。まずはそこが一番のギャップでした。周囲と連携して仕事を進めるには、自分に何ができるのか、何をすれば良いのかを考え続ける必要があります。
また、業界経験者としての入社だったのである程度の仕事はできるだろうと思っていたのですが、メールの書き方からお客さまとのコミュニケーションまで、アンラーニングが必要でした。そういったことを乗り越えて、お客さまにしっかりと価値を提供できるようになってきたと社内外の声から実感できるようになってきたのが2018年です。ちょうどその頃、社内でもMVPとして表彰されました。
仕事は楽しく取り組むのが一番

――現在の仕事内容を教えてください。
LINEコンサルティング部の組織運営とお客さま支援の両方を担っています。お客さまへは、社内外の協力者を巻き込み、課題解決や目標達成に向けた提案を行っています。部内に対しては、部全体の方針を策定して具体的な道筋の提示や、メンバーとのコミュニケーションなど、業務は多岐にわたります。
――日々の仕事のどのような点にやりがいを感じますか?
月並みですが、部署やチームメンバーと何かを成し遂げたときです。数字の達成や大きな提案の成功、タフな進行の完了など、そういった一瞬一瞬のために今を生きているという感覚が強くあります。組織として感謝や嬉しい気持ちを素直に伝え合う文化があるので、日々、感謝の言葉で溢れています。
――働くうえでのポリシーや、マネジメント哲学を教えてください。
個人としては「いつも楽しく一生懸命」をポリシーにしています。転機となったのは、入社1年目に参加した全社イベントの総会(現New Value Forum)です。創業者を含めた経営陣が楽しそうに語り合う姿を見て、楽しんで取り組むことが、結果として良い成果を生むと思いました。そこから、仕事を楽しむことを意識するようになりました。
マネジメントをする上では、「一人ひとりの強みを見極める」ようにしています。コンサルティング業務では細かい数値分析が必要になりますが、それ以上にコミュニケーション力に長けた人であれば、お客さまとの対話や部署間でのやり取りに優先的に配置したり、特定の業種に強い人であればその知識が活かせる案件を専門に担当してもらったり、個人の強みが活かせる場所やミッションを用意するように心がけています。
お客さまの状況に合わせて、柔軟な支援体系を実現

――LINEコンサルティング部の事業戦略と、部としての強みや独自性について教えてください。
部として「柔軟な支援体制」を謳っています。他社では、提供サービスの内容がある程度固定されていたり、会社の規模によっては大きなアカウントが運用できなかったり、すべての業種と業態のサポートをできるケースが少ないことがあります。一方、オプトでは「LINE公式アカウントを立ち上げたいけれども予算の兼ね合いから、やるべきこと10個のうち4個は自社でやるので残り6個をオプトが担当する」といったご要望にも柔軟に対応いたします。支援会社も複数入っている規模の大きいお客さまで、運用体制が決まっている場合は、他社との連携を含めお客さまの状況に合わせて支援体系を変えることも可能です。
お客さまごとの課題に合わせたソリューションを選択することが大事だと考えています。アパレルのお客さまであれば、店舗での接点や、購入後のメールによる顧客体験を含めて、LINEコンサルティング部が主導して支援することもあります。
お客さまの課題を伺い、LINEコンサルティング部よりも解決に適した部署があれば最適な部署と連携をし、人材やCRMなどの部署と一緒にプロジェクトを進めるケースもあるので、業務の上流(戦略)から下流(実行)まで幅広く携わることができます。
――部としての未来の展望はどのようなものでしょうか?
LTVM(Life Time Value Marketing)を軸に、新しい価値提供の形をつくっていきたいです。生活者のインフラとして定着しているLINEは、一人ひとりに最適なコミュニケーションを実現できるプラットフォームです。だからこそ、LINEを活用することは、お客さまのビジネスにおけるLTV(顧客生涯価値)の向上に直結すると考えています。
例えば、現在、LINEヤフー社はLINEミニアプリを使った飲食店でのモバイルオーダーの普及に力を入れています。モバイルオーダーは主語を「日本」や「飲食業界」に置くと、新メニューの差し替えが迅速かつ楽になったり、ユーザーの好むメニューをレコメンドできるようになったり、業界全体のあり方を変える可能性を秘めた新しい体験を生み出します。このように、LINEを通じてお客さまの事業成長を支援し、社会にプラスの体験が広がっていく未来をつくっていきたいです。
業務の上流から実行まで携わることで、幅広い知見が身につく
――LINEコンサルティング部で働くことで、どのような成長機会が得られますか?
マーケティングの上流から実行まで、幅広い業務に携わることができるのがこの部の特徴です。支援会社の業務は細分化されていることが多く、分業制になっているのが通常です。けれども、私たちは営業活動、データ分析、制作進行から社内外ベンダーとの連携、LINEヤフー社とのセッションなども含めたすべてを一貫して担当しています。
お客さまとの対話から課題を特定して、上流の戦略から携わり、さまざまなサービスを駆使して課題解決していきます。月間利用者数は約9,800万人という圧倒的なユーザー数を誇るLINEのソリューションは複合的で非常に魅力的です。広告配信、公式アカウント運用、ミニアプリ開発など多岐に渡りますし、自社開発のCDP「ONE’s Data」にてデータを統合・分析、BIツールで可視化してCRM施策を実行したり、オプトの他部門やパートナー企業と連携したり、業務を通じた多くの成長機会があります。
営業部での経験はLINEコンサルティング部でも活きていると思います。部長に就任してからも周囲の人間から感謝の言葉を伝えてもらうことがあり、働く環境が変わってもこれまでの経験は無駄になっていなかったと感じます。オプトはキャリアチェンジも柔軟で、広範な業務に携われる成長機会が用意されています。
――成果を出している人に見られる、スキル以外の共通項はありますか?
前向きで、素直で、責任感を持って自分の仕事をやり遂げられることです。そして、日々仕事をしていると従来のやり方が通用しなくなるときが必ず来るので、そこで自分をいかに変えられるか。仕事の進め方を変える、自分のルールを変えるなど、いろいろ対処法はありますが、仕事に取り組む姿勢を柔軟に変化させながら、最後までやりきるというバランスを持ってる人が成果を出せると感じています。
大きな仕事に挑む人は考え方や発言が劇的に進化しますし、そういう変化は目に見えてわかるものです。変化を楽しみ、前向きに挑戦できる環境がLINEコンサルティング部にはあるので、ぜひ仕事を楽しめる方に来ていただきたいです。



