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〜V-Lowマルチメディア放送のO2O2O実証実験にお買物アプリ「ショッピ!」を提供〜
株式会社オプト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:鉢嶺 登、証券コード2389、以下オプト)は、株式会社エフエム東京(東京都千代田区、代表取締役社長:千代勝美、以下「TOKYO FM」)とともに(※1)「マルチメディア放送ビジネスフォーラム」が実施する(※2)V-Lowマルチメディア放送の「O2O2O展開と広告効果測定の実証実験」に参加します。
今回、オプトは、V-Lowマルチメディア放送を活用したO2O2O実証実験に、自社の(※3)お買物アプリ「ショッピ!」を提供する形での参加となります。
【背景】
オプトは、「マルチメディア放送ビジネスフォーラム」に会員社として参加し、新しい分野での事業展開を検討しております。今回、その活動の一環として、「O2O2O展開と広告効果測定の実証実験」に、他会員社と共同で参加するものです。
【実証実験の内容】
今回実施する実験はタブレット端末を用いて、V-Lowマルチメディア放送番組内で流れるCMをトリガーにして聴取者を在庫のある店舗へストレスなく誘導する、放送と通信の連動方式O2O2O(オフラインtoオンラインtoオフライン)の実証実験になります。
本方式では、番組を受信するアプリと商品在庫を検索するアプリ「ショッピッ!」を連動するための情報を新しく定義し放送波で送る仕組みを導入しています。2つのアプリ間でこの仕組みに対応することにより、聴取者は興味を持ったCMの商品名を入力する必要がなくなり、タップするだけで、その商品情報を検索したり、在庫のある店舗を見つけることができるようになります。
また本方式を用いて、放送を起点として購入された商品を実測するための実証実験を行います。本実験は放送と通信の連携を広告効果測定に広げる第一歩になります。
この実証実験を9月12~13日、(※4)福岡地域で実施し、実証実験の成果は10月1~5日、幕張メッセで開催の「CEATEC JAPAN 2013」TOKYO FMブース(ホール6、ブース番号6G01)で発表します。
この実証実験は「マルチメディア放送ビジネスフォーラム」の「番組連動型アプリ・広告ワーキンググループ」に参加のNNS、FM-NIIGATA、オプト、共同販促、電通(ワーキンググループ・リーダー社)、TOKYO FMと、フライトシステムコンサルティング(受信アプリ)、ビデオリサーチ(Webサイト利用測定)の技術提供により実施するものです。
「実証実験の概要図」
【今後の展開】
オプトは、今後も「マルチメディア放送ビジネスフォーラム」に積極的に参加し、来年度に開始されるV-Lowマルチメディア放送分野の発展、および新規ビジネスの開発に取組んでいきます。
以上
(※1)「マルチメディア放送ビジネスフォーラム」とは
・設立趣旨:マルチメディア放送ビジネスフォーラムは、V-Lowマルチメディア放送の本放送開始に向け
「サービスモデル」や「受信端末」の「最終検討の場」として活動しています。
・活動目標:V-Lowマルチメディア放送における具体的なサービスモデルの検討およびその具現化します。
1.V-Lowマルチメディア放送の具体的サービスモデル開拓
2.サービスモデルの具現化の共同検討、共同実験等の環境を提供し、実用化を支援
3.サービスモデルの組織的なアピール活動
4.ホームページ、部会を通じた情報発信
(※2)「V-Lowマルチメディア放送」とは
アナログテレビ終了後に空いた周波数を利用して創設される新たな放送サービス、及び放送制度です。現在はその制度整備の最終段階に入っており、TOKYO FMとマルチメディア放送ビジネスフォーラムは、本放送開始に向けて実証実験に取り組んでいます。
(※3)アプリ(「ショッピッ!」)とは
ネットショップや、近くの店舗など約60,000店舗の中からバーコードやキーワードで簡単検索できるお買い物アプリ。商品の価格(最安値)だけでなく、レビューも簡単にチェックすることが可能です。2013 年 8 月末時点で累計95 万 DL を突破しました。
(※4)「福岡地域」とは
九州・沖縄マルチメディア放送株式会社が運用しているV-Lowマルチメディア放送実験試験局の電波を利用して実施します。
以上