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〜 スマートデバイスによる情報行動と変化が求められる広告・メディア 〜
株式会社オプト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:鉢嶺 登、東証一部:証券コード 2389、以下オプト)と株式会社グルーバー(本社:東京都千代田区、代表取締役 千島航太、以下グルーバー)は、スマートフォン/タブレットをふだん使用している20~69歳の男女1,000人を対象に、スマートデバイス時代の広告と情報に対する人々の意識・行動について共同調査を実施しました。調査結果の概要は以下のとおりです。
《トピックス》 1 スマートデバイスによる情報収集行動
2 オンラインメディア情報の利用と評価
3 インターネット広告に対する意見
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■調査の背景と目的
スマートフォン、タブレットといったデバイスの普及によって、人々の情報収集行動や情報・広告に対する意識は大きく変化していくことが予想されます。この調査は、スマートデバイス時代において消費者に求められる情報や広告のかたちを探ることを目的に実施しました。調査結果の概要は以下のとおりです。
■結果概要
1 スマートデバイスによる情報収集行動
~スマートフォンでの「検索・情報収集・サイト閲覧」は1日平均40分を超える~
スマートフォンの利用について、「通話・メール・メッセージの送受信」「検索・情報収集・サイト閲覧」「その他(作業、ゲーム他)」に分けて、一日の体感利用時間をたずねた。その結果、「検索・情報収集・サイト閲覧」の平均時間は平日・休日とも40分超で、「通話・メール・メッセージの送受信」にかける時間(平日・休日とも平均21分)の2倍程度となっている。
<スマートフォンの1日の利用時間>
Q あなたは、スマートフォンを、平均すると1日にどのくらいの時間使用していますか。平日・休日、目的別にお答えください。
~スマートフォンでの「検索・情報収集・サイト閲覧」は女性20~34歳では1日60分超~
1日のスマートフォン平均利用時間を性・年代別にみると、「検索・情報収集・サイト閲覧」「その他(作業、ゲーム他)」は男女とも若い人ほど多くなる。「検索・情報収集・サイト閲覧」については、女性の20~34歳では1日平均60分を超えている(平日63分、休日65分)。
<スマートフォンの1日の利用時間…性・年代別平均(分)>
~スマートデバイスにより広がる、SNSや動画等リッチコンテンツの利用~
スマートデバイス(スマートフォン、タブレット)からアクセスするサイトや利用するアプリの分野について調べた。
最も多い分野は「天気」(45%)、次いで「Twitter、Facebook、LINE」(30%)があげられている。
趣味・文化・エンターテイメント系では「音楽」(20%)、「ゲーム」(19%)、「動画・画像」(18%)などの利用が多く、スマートデバイスで音楽、動画などのリッチなコンテンツを利用することが一般化している。
生活情報系では、「ショッピング」(23%)、「料理・レシピ」(22%)、「グルメ」(20%)などの利用が多くみられる。
また、「新聞・雑誌」(16%)、「芸能ニュース」(15%)、「テレビ・ラジオ」(13%)などといったメディアの情報をスマートデバイスから入手するという利用も多い。
<スマートデバイスから主に利用するサイト・アプリの分野>
Q あなたがふだんよく利用するウェブサイトやスマートフォン・タブレットアプリの分野が以下にありましたらいくつでもあげてください。
Q (あげられた分野について)以下の分野のウェブサイト/アプリを利用するのに使う機器は何ですか。(それぞれいくつでも)
(スマートフォン・タブレットから利用する分野)
2 オンラインメディア情報の利用と評価
~「Yahoo!ニュース」が圧倒的、存在感示すキュレーションメディア~
パソコンやスマートデバイスからアクセスするオンライン上のニュースメディア、キュレーションメディア、バイラルメディア等(以下、「オンラインメディア」)の利用状況をたずねた。
1ヶ月以内に利用した・見た人の比率
をみると、「Yahoo!ニュース」が55%で他のメディアを引き離している。以下、「Googleニュース」15%や新聞社のニュースサイトが上位であるが、キュレーションメディアの「SmartNews(スマートニュース)」(11%)や「Gunosy(グノシー)」(10%)もそれぞれ1割以上にのぼっている。
<利用オンラインメディア/アプリ>
Q 以下に、さまざまな情報や記事が掲載されているサービスをあげています。この中で、あなたがこの1ヶ月くらいのうちに、利用したり見たことがあるウェブサイト/サービス/アプリを全てあげてください。
~オンラインメディアに求める特性は「速報性」がトップ~
オンラインメディアの利用について、情報や記事を見たいと思うのはどんなメディアかをたずねた。最も多いのは「情報が早くて新しい」(39%)で、速報性を評価する人が多い。次いで「知りたい情報が詳しくわかる」(33%)、「わかりやすく伝えてくれる」(31%)、「役立つ情報が多い」(30%)、「情報が信頼できる」「自分に関心のある情報がまとまっている」(各27%)などの順である。
<オンラインメディアに求める情報>
Q 情報・記事が掲載されているサービスやニュースサイトの利用についてうかがいます。情報や記事を見たいと思うのは、どんなウェブサイト/サービス/アプリですか。あてはまるものをいくつでもあげてください。
~男性は「有用性」や「信頼性」、女性は「わかりやすさ」を重視する傾向~
性・年代別にみると、「情報が早くて新しい」は男女・各年代を通じトップにあげられている。男性では、有用性(「役立つ情報が多い」)や信頼性(「情報が信頼できる」)、女性では「わかりやすく伝えてくれる」が比較的上位にランクされている。
<オンラインメディアに求める情報…性・年代別(上位5項目)>
~オンラインメディアのデザイン・インターフェイス…ビジュアル性・わかりやすさが重要~
~ページ遷移せず「スクロールして読める方がよい」が多数派~
オンラインメディアの望ましいデザイン・インターフェイスについてたずねた。
『そう思う(計)』(「そう思う」+「どちらかといえばそう思う」)とする人の比率をみると、1ページ内の文字数については比較的意見がわかれ、「1ページに文字が多い(情報が詰まっている)方がよい」が49%、「1ページの文字数は少ない方がよい」が59%である。男女とも、若い年代で意見が割れており、50代以上になると「1ページの文字数は少ない方がよい」が多数派となる。
「図やイラストなどでわかりやすく説明されている方がよい」(84%)、「写真や動画などビジュアル表現が多い方がよい」(74%)など、ビジュアル表現によるわかりやすさについては、大多数が要望している。
記事のページ遷移については、「1ページをスクロールして読める方がよい」が79%と大多数を占め、「スクロールしないでページを移動して読んでいく方がよい」(37%)は少数派となっている。
<オンラインメディアの望ましいデザイン・インターフェイス>
Q 情報・記事が掲載されているサービスやニュースサイトの利用についてうかがいます。こうしたウェブサイト/サービス/アプリで情報・記事を読む場合、どんなデザイン・体裁のものがよいと感じますか。それぞれについてお答えください。
<オンラインメディアのページ内文字数…性・年代別>
(「そう思う」+「どちらかと言えばそう思う」の計)
~オンラインメディア上の広告…「広告があるのは、無料のサービスであれば仕方ない」~
~一方で「広告は邪魔なので非表示にしたい」という人も多い~
~広告のあり方…「目立ちすぎなければよい」「自然にとけ込んでいれば良い」「関連のある広告であればよい」~
オンラインメディア上の広告についてどう考えるかをたずねた。『そう思う(計)』(「そう思う」+「どちらかといえばそう思う」)とする人の比率をみると、「広告があるのは、無料のサービスであれば仕方ない」という見方が82%と大多数を占める一方で、「広告は邪魔なので非表示にしたい」という人も79%にのぼる。
広告のあり方としては、「広告が目立ちすぎなければよい」75%、「広告がそのメディアに自然にとけ込んでいれば良い」66%、「その情報・記事に関連のある広告であればよい」66%、「単に商品情報だけでなく、流行や社会のことがわかったり役に立つ情報であればよい」62%などが支持の多い意見となっている。
<オンラインメディア上の広告に対する意識>
Q 情報・記事が掲載されているサービスやニュースサイトの利用についてうかがいます。こうしたウェブサイト/サービス/アプリに広告が掲載されることについてどう思いますか。それぞれについてお答えください。
3 インターネット広告に対する意見
~「バナー広告をわずらわしいと思う」「よい面だけを強調している広告は不快」「同じ広告が何度も出てくると不快」が不満のトップ3~
~「スマートフォン上の広告は邪魔なものが多い」も80%にのぼる~
インターネット上の広告一般についての意見について、同感する(「そう思う」+「どちらかといえばそう思う」)人の比率をみると、「バナー広告をわずらわしいと思うことがある」(83%)、「実際よりもよい面だけを強調している広告は不快だ」(81%)、「同じ広告が何度も出てくると不快である」(81%)という不満が1~3位となっている。
「誤って広告をクリックしてしまった経験がある」(80%)、「スマートフォン上の広告は邪魔なものが多い」(80%)も8割に人があげている。
<インターネット広告に対する意見>
Q インターネット上の広告についての様々な意見をあげています。あなたは、それぞれの意見にどのくらい同感しますか。「そう思う」~「そう思わない」でお答えください。
~「商品を売り込むだけの広告より内容が面白い・楽しい広告」が望まれる~
望ましいインターネット広告について、同感する(「そう思う」+「どちらかといえばそう思う」)人の比率をみると、「商品を売り込むだけの広告より内容が面白い・楽しい広告の方が良い」(74%)が4人に3人の割合で最も多い。
このほか、「広告は商品情報だけを詳しく示せばよい」(64%)、「少しでも安い商品を教えてくれる広告が良い」(64%)、「商品のことばかりでなく、流行や社会のことについて教えてくれる広告が良い」(63%)なども同感する人が多い。
<望ましいインターネット広告>
Q インターネット上の広告についての様々な意見をあげています。あなたは、それぞれの意見にどのくらい同感しますか。「そう思う」~「そう思わない」でお答えください。
■調査概要
調査地域 :全国
調査対象 :ふだんスマートフォン/タブレットを利用している満20~69歳の男女個人
調査方法 :インターネットリサーチ
有効回答数 :1,000人
調査日時 :2014年11月22日(金)~11月24日(日)
■回答者のプロフィール
※2013年12月より、オプトはリサーチ事業を開始。グループ間のデータを統合し、オプトグループのアセットを活用したマーケティングサービスを展開して参ります。
以上
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社名:株式会社グルーバー
設立年月:2014年9月1日
資本金:5,000万円
代表者名:代表取締役 千島 航太
本社所在地:東京都千代田区四番町6番 東急番町ビル
事業内容:スマートデバイスのネイティブ広告事業、及びメディア支援事業
URL:http://www.grooover.com/