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オプト、「年賀状・オンライン上の新年の挨拶に関する調査」を実施

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〜 一般化する「SNSで新年の挨拶」、「年賀状の新たな趣向」の兆し 〜

株式会社オプト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:鉢嶺 登、東証一部:証券コード 2389、以下オプト)は、全国の20~69歳の男女1,000人を対象に、年賀状やオンライン上での新年の挨拶行動に関する調査を実施しました。調査結果の概要は以下のとおりです。

《トピックス》
1 オンライン上の新年の挨拶

  • 「電子メール」23%に次いで「LINE」が14%にのぼる
  • 20代ではSNS上での新年の挨拶が40%と一般化
  • オンライン上で新年の挨拶をした人で、動画・音声を利用したのは11%

2 年賀状に対する意識

  • 年賀状の習慣は『必要』が46%
  • 年賀状の意味=出した人は「つながりの確認」、出さなかった人は「面倒な仕事」
  • 「年賀状を書くことは楽しみ」は24%にとどまる

3 年賀状の新たな趣向

  • 宛名部分を漫画の吹き出し等にした「痛(いた)年賀状」は15%が認知。20~30代では2割以上が「痛年賀状」を認知している。実際やり取りした人は2%ほど
  • 自由に趣向をこらした年賀状は肯定する人が多数。形式化した年賀状に対し、自由な表現の楽しみが求められる?

調査の背景と目的
日本の新年を祝う文化として親しまれている年賀状ですが、発行枚数は年々減少傾向にあり、電子メールやオンライン上のグリーティングカード、SNS等での新年の挨拶が増えています。また一方で、一部には「痛(いた)年賀状」などといった、年賀状を利用した遊びのような新しい趣向を取り入れる動きもみられます。この調査は、年賀状やオンライン上の新年の挨拶行動の現状を把握することを目的として実施しました。調査結果の概要は以下のとおりです。

結果概要
1 オンライン上の新年の挨拶
~オンラインで新年の挨拶を送った人は37%、「電子メール」23%に次いで「LINE」が14%にのぼる~
今年、電子メールやSNS上で家族・友人・知人に新年の挨拶を送ったという人は37%。最も多いのは「電子メールで送った」23%で、次いで「LINEで送った」14%となっている。

<オンライン上の新年の挨拶>
Q あなたは、今年(2015年)、電子メールやSNS(フェイスブック、ツイッター、ライン等)上で、家族・友人・知人に新年の挨拶を送りましたか。あてはまるものがありましたら全てあげてください。

~20代では40%がSNS上で新年の挨拶~
20代では、「LINE」を中心に、SNS上で新年の挨拶を送った人が40%と一般化している。

<オンライン上の新年の挨拶―性別・年代別>

~年賀状利用は年代差が大きい~
~オンライン上での新年の挨拶行動による年賀状利用への影響は小さい様子~
今年年賀状を「出した」人は全体で67%。20代だと50%に下がり、年代差が大きい。
オンライン上での新年の挨拶行動が、年賀状の利用に影響している様子はみられない。

<年賀状を出したか>
Q あなたは、今年(2015年)、電子メールやSNS(フェイスブック、ツイッター、ライン等)上で、家族・友人・知人に新年の挨拶を送りましたか。あてはまるものがありましたら全てあげてください。


~オンライン上での新年の挨拶で「動画・音声」を利用した人は11%~
オンライン上での新年の挨拶について、動画や音声を利用したという人は11%であった。はがき・手紙ではできない表現の利用として、今後の伸びが注目される。

<新年の挨拶での動画・音声の利用>
Q 電子メールやSNS(フェイスブック、ツイッター、ライン等)上で送った新年の挨拶に、動画や音声は利用しましたか。

2 年賀状に対する意識
~年賀状の習慣については『必要』が46%~
年賀状の習慣については、『必要』(「必要」+「どちらかといえば必要」)とする人が46%と半数近くを占め、『不必要』26%(「不必要」+「どちらかといえば不必要」)を上回る。

<年賀状の必要性>
Q あなたは、はがき(手紙含む)の年賀状を送りあう習慣は必要だと思いますか、思いませんか。


~年賀状の意味は、出した人=「つながりの確認」、出さなかった人=「面倒な仕事」~
~「年賀状を書くことは楽しみ」は24%にとどまる~
年賀状の意味について、選択肢の中から1つ選んでもらったところ、全体では「つながりの確認」(39%)が最も多く、「儀礼」(26%)、「面倒な仕事」(22%)となっている。
今年年賀状を出した人では「つながりの確認」が50%を占める。一方、出さなかった人では「面倒な仕事」という認識が多数派を占めている。
年賀状については、「もらうと返さなくてはいけない義務感を感じる」について69%が『そう思う』(「そう思う」+「どちらかといえばそう思う」)と答えている。
「年賀状をもらうのは嬉しい事だ」は59%が同意するが、また、「書くのが面倒くさい」も63%にのぼる。また、「年賀状を書くことは自分にとって楽しみだ」は24%にとどまっており、年賀状作成に楽しみが見いだせていない人が多い。

<年賀状の意味>
Q 「年賀状(はがき、手紙)を出す」ことは、あなたにとって次の中でどれに一番近いですか。


<年賀状に対する意識>
Q 「年賀状(はがき、手紙)」に対して、あなたはどう感じていますか。以下のそれぞれについてお答えください。




3 年賀状の新たな趣向
~「痛(いた)年賀状」は15%が認知~
宛名部分を漫画の吹き出し等にした「痛(いた)年賀状」が一部で流行しているが、この認知率は15%、今年出したりもらったりした人は各2%であった。
年代別にみると、20~30代では2割以上が「痛年賀状」を認知している。

<「痛年賀状」>
Q 宛名部分を漫画にした年賀状を「痛(いた)年賀状」といいます。あなたは、「痛年賀状」をご存じでしたか。

<「痛年賀状」-年代別>


~自由に趣向をこらした年賀状には肯定派が多数~
「痛(いた)年賀状」のような、形式や常識にとらわれない趣向をこらした年賀状について賛否を聞いたところ、「出してみたい」が7%、「自分はしないが、いいと思う」が53%で、「年賀状としては不適切だと思う」40%を上回って肯定派が多数を占めている。

<「自由な年賀状」に対する賛否>
Q 「痛年賀状」にかぎらず、形式や常識にとらわれない、趣向をこらした年賀状について、あなたはどう思いますか。





■調査概要
調査地域           :全国
調査対象           :満20~69歳の男女個人
調査方法           :インターネットリサーチ
有効回答数        :1,000人
調査日時           :2015年1月9日(金)~1月12日(月)

回答者のプロフィール



※2013年12月より、オプトはリサーチ事業を開始。グループ間のデータを統合し、オプトグループのアセットを活用したマーケティングサービスを展開して参ります。

以上

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