株式会社オプト（本社：東京都千代田区、代表取締役社長 CEO：鉢嶺 登、東証一部：証券コード2389、以下オプト）は、ビッグデータに関する高度な統計解析や処理技術を研究・開発する専任組織『OPT Data Science Lab』（オプト データ サイエンス ラボ）を12月1日に新設し、所長には齊藤 秀、副所長には西山 直樹が就任します。
なお、齊藤 秀は、オプトCAO（Chief Analytics Officer）にも就任、オプトグループ全体のデータ関連資産（データ、分析技術・ノウハウ等）の利活用の総責任者として、事業推進に取組みます。

『OPT Data Science Lab』は、オプトグループが提供するeマーケティングサービスに関するデータ分析技術の研究開発を行い、サービスレベル向上を推進すると共に、グループ内外のデータやマーケティング領域外のデータ分析技術を積極活用し、新たなサービス・ソリューションの創出を目指します。また、産学・産産連携活動やオープンイノベーションの積極活用により技術力を強化してまいります。

【背景】
インターネットから実店舗まで、顧客とのあらゆる接触機会において、膨大で多種多様なデータが生成されており、マーケティング市場からビッグデータを活用した総合的で効果的なマーケティング施策が求められています。

オプトグループは、eマーケティングサービスのリーディングカンパニーとして、多数のクライアント企業に多様なソリューションを提供してきました。eマーケティング効果測定システム「ADPLAN」（アドプラン）や、オープンデータプラットフォーム「Xrost」（クロスト）等のデータ管理ツールを提供することで、クライアント企業の顧客データ資産管理やデータ活用を支援するサービスを展開しています。これらの事業活動を背景に、1.4億ユニークブラウザのweb行動データ、10万人のアクセスログデータ、Twitterの全ツイートデータ、日本最大の共通ポイントサービスTポイント会員データ等、大量なデータへのアクセスが可能となっており、ビッグデータ活用によるマーケティング最適化を可能にするノウハウと事業資産を保有しています。
こうした強みをさらに強化し、市場の要望に応えるべく、『OPT Data Science Lab』を新設するものです。

【目的】
『OPT Data Science Lab』は、多種多様なビッグデータ活用のノウハウ蓄積および実戦的な分析技術の研究開発を継続的に行うことにより、お客様に高度なマーケティングソリューションを提供することを目的としています。

＜OPT Data Science Lab概要＞
・所長：齊藤 秀（CAO兼任）、副所長：西山 直樹
・スタッフ数：15名
・所在地：東京都千代田区四番町6番（オプト事務所内）
・研究領域

・活動イメージ
 

【今後の展開】
『OPT Data Science Lab』では、オプトグループのeマーケティング支援活動において培ってきたデータ分析・活用ノウハウを集約すると共に、データ分析・ビッグデータ処理技術のスキルに習熟したデータサイエンティストを社内外から広く採用し、2016年3月期までに50名程度の人員体制を整備し、クライアント企業への高付加価値サービスの提供を行ってまいります。

以上

＜ご参考＞
齊藤 秀
【経歴】
1975年 北海道生まれ。38歳。
2001年 北海道大学大学院工学研究科システム情報工学専攻修士課程修了。
博士（システム生命科学）。バイオ・ヘルスケア領域を中心に幅広いデータ分析・コン
サルタント業務に従事。
2013年2月、日本初のデータ分析専門のクラウドソーシングサービスを設立。
2013年12月1日より現職。

西山 直樹
【経歴】
1971年　埼玉県生まれ。42歳。
1999年　新潟大学大学院自然科学研究科エネルギー物質科学専攻博士後期課程修了。博士（理
学）。マーケティングサイエンス(消費者行動理論)を中心とした企業に対するデータ
分析・コンサルタント業務に従事。
2013年12月1日より現職。

以上