UNSUNG HEROES

周りで副業をしている人の話を聞くにつれ、「自分にも何かできるだろうか」と模索している方もいるのではないでしょうか? あるいは、副業に関心を持ちつつも、本業の影響を心配して取り組んでいない方も多いかもしれません。

今回、登場する北村淳さんは、オプトで働きながら、副業でハウススタジオを運営しています。本業が疎かになるどころか、「オプトというホーム」があるからこそ、解禁されている副業にもバランスよく取り組めていると言います。オプトと副業の良い関係を、北村さんに聞いてみました。

UNSUNG HEROES

  • 北村 淳

    トレーディングコンサル5部 部長
    大学時代は建築を専攻。建築やファッションが好きで、ものづくりに興味
    新卒でハウスメーカーの設計 → サインデザイナー → ECコンサルタント → オプトでダイレクトマーケティングのコンサルタント
    副業として、自宅をハウススタジオとして4年前から運営中!

経験できるマーケティングの幅が広い。オプトへ転職を決めた理由
 

ライター木村

最近、どんな仕事をしていますか。

北村

旅行業界と不動産業界のダイレクトマーケティングを支援する部署で、マネジメントを担当しています。部長になって2年目ですね。

ライター木村

なぜ転職を?

北村

自分が携われるマーケティング施策の幅を広げたかったんです。前職でもECコンサルをやりながら広告運用もやっていたのですが、手法が限られていてリスティング広告がメインでした。

転職を検討していた2010年頃の広告業界は、デジタルシフトが加速すると言われていた時期。インターネット広告代理店として第一線を走るオプトなら、規模の大きい総合的なマーケティング施策の経験と、これまでにない施策を練って、試していけると思えました。

今はプラットフォームも増え、ユーザーとの接点も多くなりました。それだけではなく、ユーザーから多くの情報を得られるようになり、企業のマーケティングデータの活用方法も多種多様です。自社のブランディングにインターネットを活用する企業も増えていますよね。入社前に想像した以上のスピードでデジタルシフトが進んでいます。

2017年には“Innovation Agency”というビジョンが定まり、その方針も腑に落ちて、会社を前より身近に感じられるようになりました。マーケティングに限らず、経営戦略から伴走するように、クライアントとイノベーションを実現していく組織になっていけると捉えています。

 
ライター木村

北村さんが思う「オプトの魅力」って何ですか?

北村

ふたつあります。

まず、社員の働き方も含めて未来の働き方を見据えているところです。それを社長や執行役員が本気で作ろうとしている。

会社のビジョンである「自分の未来と、個客の未来の、重なるところへ。」にも、それを感じます。オプトの10年後を考えたときに、社内で面白い働き方をしている人や、オプトをハブにして挑戦している人が増えていくんじゃないでしょうか。

それから、様々な職種のメンバーが在籍していること。コンサルだけでも、トレーディングソーシャルマーケティング、動画マーケティングと存在していますし、クリエイティブディレクター、データアナリストやサイエンティスト、エンジニアもいます。取り組んでいる施策の課題を気軽に相談できる相手がいて、それぞれの領域からアドバイスをもらえるんです。

北村

僕自身にとっても、オプトは「自己研磨できる場」。最新のデジタルマーケティングを経験できています。様々な領域でデジタルシフトが起きている時代だからこそ、自身のキャリアを考えても大きな糧になっています。

スタジオ運営は、副業というよりも自己表現の場
 

 
 

北村さんの自宅兼ハウススタジオ

ライター木村

今回は北村さんに「副業のコツ」を伺いたいです!自宅のハウススタジオ化は、いつから考えていたんでしょう?

北村

「副業しよう」と思ってはじめたわけではないので、いいアドバイスはできないかもしれませんが……。

もともと建築やファッション、写真を見るのが好きでしたから、学生時代から「ものづくりをしている人たちと色んなことやってみたい」という気持ちがずっとあって。それを実現するのにスタジオ運営は良い方法だと思っていました。

自宅を購入して、何度かリノベーションをしていくうちに、頭の片隅にあったその思いを叶えてみることにしたんです。

休暇で訪れたサンフランシスコにて、スタジオで使用するテーブルウェアを探す

ライター木村

副業をはじめて、本業に支障が出ることはありませんか?

北村

ないですね。運営をはじめてすぐに、お問い合わせルートの確保やスタジオの照明やメイクルームの準備など、運営の仕組みを整えたので、時間的制約はほとんど受けない状態をつくれています。

僕がスタジオ運営をはじめた頃は、社内にまだ「副業制度」が無かったんです。始める前には当時の上司に相談したのですが、彼自身は面白がってくれました。その点でも始めやすい空気は、以前からあったんだと思います。

僕にとってスタジオ運営は「副業」というより、自己表現の延長線上にあるもの。クリエイターの方に空間を提供する形でサポートし、いい作品を創ってもらいたいと純粋に思っています。仕上がりを見ることがすごく楽しみなんです。なので運営の協力者やクリエイターとは、ビジネスライクではない信頼関係の構築を大事にしています。

北村家の自宅スタジオは140㎡超!雑誌やカタログの撮影に多く使われるそうです

ライター木村

副業が面白いと、スタジオ運営を本業にしたくなりませんか?

北村

一本に絞りたいとは思わないですね。

僕は仕事をする上で自身の成長、自己表現、一緒に働く仲間、生活に必要な収入という4つの要素のバランスを大切にしています。何度か転職を経験したなかで、自分が仕事に求めるものを振り返ってみると、この4つのバランスがとれていると、心地よく働けていることに気づきました。

今は「オプト」と「スタジオ」というふたつの場所があることで、4つのバランスが保てているんです。オプトのメンバーは優秀で、若く新しい感覚を持っている方が多いので、僕にとっても良い刺激になっています。オプトがホームとしてあるからこそ副業に取り組みたいと思えたし、今も続けられているんだと感じます。

 
ライター木村

「良いホームがあってこその副業」は、とてもしっくりきます!

北村

今って、いろんなことがやれて、いい世の中だなぁ……って(笑)。

「人生100年時代」と言われて、40歳ぐらいから、これまでとは違うキャリアの準備を始めなさい、なんてことも言われていますよね。僕はそれにすごく共感していて、人生で2つのキャリアを思いっきりできる時代って精神的に豊かだと思うんです。僕らの親世代ではまだ難しかった生き方(働き方)だと思います。オプトが考える「未来の働き方」につながりますが、その「許容」があることがいいんでしょうね。

これからの時代は、自分の考えを持ち、行動すれば、自分らしい人生の選択肢を多く持てると思います。だから機会を見てもう一つくらい新しいことに挑戦したい。刺激が欲しいタイプなので、スタジオを拡張するだけではなく、まったく他のことでもいいかなと考えています。

 

Written by木村和博

Editor長谷川賢人

Photographer加藤甫

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