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社長メッセージ

実力不足を痛感し、必ずまた挑戦すると誓った

2006年に新卒で入社し、数カ月後には役員へ事業提案をしていた。しかし、結果は散々だった。役員からは「1年目にしては、良く頑張ったと思うよ。」と言葉をかけてもらったが、それが何より悔しくて、いかに自分の実力が足りないかを痛感した。まずは実力を付ける。そして、必ずまた挑戦すると誓った。

2年間の営業と4年間のマーケティングプランナー経験の中で、顧客に正面から向き合ってきた。年間予算配分、価格・商材戦略、 新ブランド立ち上げなど、様々な仕事に取り組んだ。どの仕事も初めてで、週のうち2~3回は会社に泊まるような生活だったが、仕事をやればやるほど自分の成長を実感することができた。会社からは成果を認められリーダーに昇進し、表彰もされた。
そして、あの時よりも実力を付けた自負があったからこそ、再度事業への挑戦を決意した。役員への新規事業の提案に向け事業アイデアを練り続け、いつしかデスクの周りは事業プランの企画書でいっぱいになっていた。

迎えた役員への提案当日。提案したのは米国でも盛り上がりを見せていた動画に関する事業。審査には合格した。その時に言われたことで、今でも忘れられない言葉がある。「合格した理由は、何よりも松田の目が本気だったから。事業内容がずば抜けて良いというより、俺は松田の情熱に賭けたくなった。これまでのオプトで残してきた実績、そして松田の目を見て『こいつなら、必ずやりきってくれる』 そう思ったからだよ。責任は俺が取るから、思い切ってやればいい」。それが事業立ち上げの始まりだった。

「その時は、『自分のわがままを聞いてもらった』、そういう思いでした。短期的にみれば、今までの経験をプランナーとして会社に還元することが一番分かりやすい貢献であり、会社の期待もそうだったと思います。それでもオプトは『事業をやりたい』という、僕の気持ちに投資をしてくれた。これからたくさんの苦労があるだろうけど、必ず最後までやり遂げる。そう決心しました。」6年の時を経て、渇望し続けた新規事業がついに始動した。

ついに始動した新規事業、そして訪れた大きな転機

動画広告の事業をスタートさせ、開始後からクライアントの反応も上々だった。受注も増え、段々と会社からの期待も大きくなっていった。一人で立ち上げた組織は徐々に拡大し、より本格的に事業を拡大していくためにオンラインビデオ事業本部を設立。その頃に、事業として目指すべきところや最終的な事業構想を固めた。まず取り組まなければいけないことは、オプトのプランニング力に加え、メディア開発・動画商材の開発・動画コンテンツを配信している事業者へのサービス提供を実現するためのテクノロジー力を強化すること。プランニング×テクノロジー、この二つの柱で戦っていこうと考えていた。

そこから大きな転機が訪れた。
それは、スキルアップビデオテクノロジーズ(以下、SUVT)への出資だった。SUVTとは、日本でも有数のビデオテクノロジーを誇る企業で数十億円の企業価値があった。描いていた構想に対して、これほどぴったりの会社は無かった。また出資すれば互いの相乗効果で市場の拡大にも期待ができそうだった。役員には、「是非出資したいです。そのための主担当も僕にやらせて下さい。」と直談判した。手探りの中、出資に必要な事業・財務・法務の情報の収集・精査を専門家と協力して行い、何とか合意に向けた戦略を練り上げた。「経営権が持てる51%の株式取得なら、オプト側のリスクも抑えたうえで…。」役員に戦略の概要を話し終えると、想定を超えた答えが返ってきた。
「それって本当にベストな戦略?俺はオプトや市場の成長に必要なら、51%じゃなくて全ての株式を取得していいと思ってる。松田はどう思う?」

俺達なら絶対に出来る、更なる未来への挑戦

衝撃だった。株式100%の取得になれば、オプトにとって非常に大きな出資となる事は誰の目から見ても明らかだった。もし失敗すれば大きな損失を抱えてしまう。当たり前だが、絶対に上手くいく保証なんてどこにも無かった。だからこそ、リスクを最小限に抑えた段階的な戦略を提案したつもりだったが、度重なる交渉の末、最終的には株式85%を取得することで着地し、巨額の投資へ踏み切った。これまで自身もリスクをとって挑戦し続けてきたが、数十億を超える出資などに対して次々と意思決定をしていくオプトの事業へ向かう姿勢に震えた。
これによって、SUVTと共に市場成長を加速させ、更にプランニング・広告枠の開発・メディアの開拓を一気通貫で対応していくという、構想していた事業モデルに大きく近づいた。

そこから、事業は一気に加速した。この2年で、プランニングでは先端的な動画広告プロモーションのノウハウ構築や、開発に必要な知見の蓄積。開発では動画コンテンツのデジタル化支援や、アドテクノロジーの開発等、様々なソリューションを作ることが出来た。そして事業の成長だけでなく、組織としても最高のチームが出来ていた。勿論その道程では、急激な増員により組織作りが上手くいかない事もあった。会社からの期待値の高さに対して、思うように組織を機能させられず成果を出せないもどかしさ。その時のプレッシャーは想像以上で、仕事で初めて弱音を吐いた事もあった。それでも今では、右も左も分からなかった新卒メンバーが年間億単位の案件を担当し、自ら企画提案・実行部分までをやりきっている。開発部門も、メンバーが主導権を持って自社商材の企画や設計、開発のディレクションも実行している。皆が自立し、プライドを持って仕事に向き合えている。

そんな今の状態を創り上げた裏には、松田の熱い想いがあった。立ち上げ当初から変わらない、部のビジョンと行動規範である。
「動画を取り巻く業界の可能性を希望に変え、会社からの期待を使命感に変え、自身の裁量を情熱に変える。そんな希望と使命感と情熱を持った、オプトを体現した集団で在り続けよう。そして、激変する動画市場の新たなスタンダードを俺達が創っていく。顧客の要望は高く、競合もたくさんいる中で、決して簡単な事じゃない。それでも、確かな戦略と一丸となって取り組む俺達なら絶対に出来る。俺達には動画市場と、オプトをリードする使命がある。」 これまでどんなに苦しい時も、ずっと伝え続けてきた。その想いに皆が腹落ちし、それが今の組織力に繋がっている。

事業と組織、この両輪は揃ってきた。これから更なる未来へ松田は挑戦しようとしている。
「様々な武器がそろってきた事で、業界でも新しい事例を創出する事に成功しています。現在はデジタルを活用したブランディング領域のニーズが非常に高いのですが、タカラトミーの『リアル人生ゲーム』は良い事例です。またテクノロジーでも、SUVTと連携して新たな広告手法を開発しています(※本文下のリンク参照)。プランニング×テクノロジーでこの動画市場を切り拓き、必ずオプトの新たな柱にしていきます。更なる成長を確信出来る仲間がいるからこそ、必ず実現出来ると僕らは信じています。」
これからがオプトのオンラインビデオ事業にとって、本当の勝負になっていくはずだ。

人生ゲーム画像

※余談※
2016年2月、人生の中でも忘れられない出来事が訪れた。部署発足後、三人目のメンバーとして新卒1年目で部署に配属をされた伊藤に関する事である。
オプトの恒例行事である納会。最後のプログラムである、2015年下半期の個人表彰が始まっていた。全社員の中から、1名選出される社長賞の発表。息を呑み、静かに見守る視線が、司会へと向けられる。「新たな領域を若くして、引っ張り・・・、新規クライアントの開拓にも寄与し…」。彼の周りがざわつき始め、司会が話し終えた時には、彼の同僚や幾度となく一緒に戦って来た社員の中には、肩を震わせている者もいた。そして、高らかとその名前が告げられた。
「オンラインビデオアドソリューション部、伊藤弘明。」

知らず知らずのうちに、目頭が熱くなっていた。過去、何度か表彰をされた事はあったが、それを遥かに超える感情が、そこにはあった。今や伊藤は、部署や会社を牽引するエース。新卒の時からずっと近くで見守ってきたからこそ、自分の気持ちも人一倍強かった。