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Journal 2016/07/07

【海外ソーシャルメディア研究】Snapchatの紹介

こんにちは、海外マーケティング部 浪川ロドリーゴです。

「SnapchatのDAU(日間アクティブユーザー数)がTwitterを超えたのではないか」という記事が6月2日付(現地時間)の米Bloombergで報道されました。日本国内でもSnapchatが今後大きなプレゼンスを得る可能性があり、また広告出稿を行う企業も出てくると思われるので、今回、Snapchatの紹介と主な宣伝商材を端的に説明します。

*記事内で全てを説明しきれないので、簡易版のPDFファイルをGoogle Drive上でダウンロード可能な形で提供します。

■Snapchatはクリエイティブ志向のSNSアプリ

これまでのSNSの主機能は文字や写真、動画などの情報を送ったり、拡散することがメインでした。Snapchatはそれら情報の伝搬機能に加え、各ユーザーがアーティスト性を発揮させられるよう、様々な"仕掛け"を実装したアプリです。簡易テンプレート的なものが各仕掛け内で提供されており、手間を掛けず、またユーザーのセンスの有無に関わらず、クリエイティブな写真・動画コンテンツを作成することが可能となっています。

送信した写真・動画は一度見られると、サーバーから消えることから、アーカイブ性がないのも特徴の一つです(例外あり)。過去に発したメッセージから不利益、不都合をこうむるリスクが低くなるので学生が好んで利用しています。著名人のSNS上での失言がメディア上で頻繁に取り上げられたことも利用を後押しする要因になったとも考えられます。

主な基本機能と操作に関しては下記ファイルをご覧ください。

https://drive.google.com/file/d/0Bw1dngguE_jzcFl4dEN2dnh2Q3M/view?usp=sharing

(Snapchatアプリのアカウントを作成した前提での操作資料になります。)

・利用者のデモグラフィックス
 

201607071153_1-500x0.png

*Snapchat社調べ (調査日と調査地域不明)

女性が相対的に多く、年齢では13才~30代前半までが大部分を占めています。大学生の女性利用者が特に多い可能性があります。


■5つの宣伝形態

1.DiscoverチャネルとLiveストーリーでのスポンサー広告
Discoverは媒体社がSnapchat上で運営するメディアチャンネルです。女性ファッションメディアのCosmopolitanやセレブメディアのPeopleなど16社が登録されており、各媒体経由、あるいはSnapchat社経由で広告出稿が可能となっています。Liveストーリーでも広告は表示されます。

2.Snap Ads
ユーザー間で送られる写真や動画メッセージの終わりに表示される最長10秒間の縦型動画広告。Snapchat社によると、詳細ページを表示するためのスワイプ率が他のプラットフォームの平均CTR(クリックスルー率)と比べ5倍となっています。

3.Geoフィルター
地域限定の位置ベース広告。ユーザーが撮った写真上にユーザー任意で広告画像をスライドで合成させ、ユーザーのコミュニティに拡散させられます。商用利用はアメリカ、イギリス、カナダに限られています。(2016年6月20日時点)

主な内容は下記ファイルをご覧ください。

https://drive.google.com/file/d/0Bw1dngguE_jzSTZjTjdzdEhTZ1U/view?usp=sharing

Snapchat社の公式ビデオはこちら:



4.レンズ
顔の矯正機能、"レンズ"で提供される広告。アメリカンフットボール、NFLの優勝決定戦"Super Bowl"で出稿されたスポーツ飲料ブランドのレンズ広告ではview数が1億以上だったとレポートされています(出稿費用は50万ドルと推測される)。




5.自社アカウント
自社でアカウントを作成し、ユーザーを呼び込んだ上でアプローチを掛けられます。Snapchatのアカウント名やQR コードを自社サイトに貼り付けたり、拡散させたりすることでユーザーを呼び込めます。運営費は掛かりますが、一度大きなフォロワーベースを獲得できれば費用対効果は良いはずです。米国では幅広い業種の企業がアカウントを持っているので参考までに幾つかアカウントをフォローし、ユーザーとのコミュニケーション手法を調べてみることをお勧めします。主なアカウントは下記になります。

201607071153_2-400x0.png