C-finder
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Journal 2015/05/27

業界・各社別比較調査 「ECサイトにおける機会損失の差」 ※C-Finder調査

どれくらいのユーザーが『カートに商品をいれたまま決済をしない』のか?

先日、Amazonでリリースされた「Amazonログイン&ペイメント」サービス。
皆様はご存知でしょうか?

2015年5月11日(月)から開始され、
Amazon以外のECサイトでAmazonアカウントでログインし簡単に支払いできるサービスです。

サービス導入されたECサイトでは、
Amazonアカウントでログインし、
Amazonアカウントに登録されている配送先住所やクレジットカード情報を利用することができます。

使い手側にとって、配送先や決済情報等入力する手間が減りとても便利そうです。

このような便利なサービスが作られた背景として、
ECサイトにてカートに商品を入れたまま決済をしない“成約離脱率”が高いという
お客様の声が多かったからと考えられます。

あと一歩で成約するのに離脱してしまう、
勿体ない機会損失がどれくらい発生しているのか?

この点に関して、10万人のモニタのPCサイトアクセスログデータ(C-Finder)を使って、
“成約離脱率”(いわゆる”カート離脱率”)を調べてみました。

実際、どれくらいのユーザーが『カートに商品をいれたまま決済をしない』のでしょうか?

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■調査内容
ECサイト3カテゴリ(Amazonにてリリースのあった”チケット購入””デリバリー”,Amazon同様の”物販”カテゴリ)

1.チケット購入(テーマパーク等)
2.デリバリー(食品・食材の宅配サービス)
3.物販(被服や電化製品等の通販サイト)

から、それぞれ業界大手の3サイトを選定し、
カートに商品を入れたまま決済をしないユーザーの割合(以降、【成約離脱率】)を比較しました。

■結果

初めに、9サイト合計値を算出。

201505271344_1-600x0.png
9サイト訪問者の合計は11,118人。
その内、カートに商品を投入したユーザーは14%(1,599人)。
カートに商品を投入したユーザーの内、購入・申込を完了したユーザーは74%(1,181人)。
(人数はのべ数にて算出しております。)

つまり、どれくらいのユーザーが『カートに商品をいれたまま決済をしない』のでしょうか? の答えは26%

4人に1人がカートに商品を入れたまま決済をしないという結果でした。

次に、カテゴリ・サイト毎の数値を比較。

1.カテゴリー毎の数値を比較


201505271344_2-600x0.png
【成約離脱率】のカテゴリ内3サイトの平均値を比較すると、
高いカテゴリは”物販”で28%。最も低い”デリバリー”と比べて7ポイント高い。

2.サイト毎の数値を比較

201505271535_1-600x0.png

最後にサイト毎に成約離脱率を比較すると、4%~67%で幅がある事がわかります。

同一カテゴリ内で比較すると、特に差が大きいのは”チケット“カテゴリです(左のグラフ) 。

チケットAの【成約離脱率】は、9サイトの中で最も低い4%でした。
同じカテゴリのチケットBCの【成約離脱率】はチケットAと比べて45ポイント以上高く、
他カテゴリのサイトと比べても高いという結果でした。

このように、同じカテゴリでもサイト毎の数値には差があるという事がわかりました。


自社・競合における「差」を比較する事で、課題発見における新たな示唆が得られるのではないでしょうか。
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■ 調査概要
・調査対象:C-Finder (10 万人の許可を得たモニタの PC サイトアクセスログデータ)
・調査対象期間 :2015年2月1日~2015年4月30日(3カ月間)
 

2876_ext_06_3.png

■ご連絡先
貴社における、自社・競合サイト比較に関するお問い合わせは下記までお気軽にご相談下さい。

組織ML:cf-support@ml.opt.ne.jp